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2014年01月23日

生護美資源化プロジェクト 1歩

1月20日(月)は僕にとって特別な日でした。

給食センターで出た野菜クズをもらい、それを堆肥にして学校の花壇に使ってもらう。という1年前にたてた計画がついに実行される日だったのです。

かつ平の戸谷さんと僕が、「袋井西小学校」でフラワー委員会の子供たちと一緒に堆肥をまく姿が、21日の静岡新聞と中日新聞に紹介されています。


生護美資源化プロジェクト 1歩



なぜ、こんなことをやっているのか・・。

話が少し長くなりますが。



1年前、発酵と栄養について調べる中である思いにたどり着いたからです。


それは、「このままだと栄養素が減っていってしまう。つまり子供たちを中心に免疫力が低下し病気になる人が増えていってしまう。」という事です。


「私たちはなぜ、ご飯を食べるかわかりますか?」

堆肥をまく前に小学生の子に質問したらすぐに答えてくれました。

「栄養を摂るためです。」と。



そう、まさに本来は栄養を摂るためなのですが、なんとなくこの飽食の国日本では、お腹を一杯にすることだけが目的になってしまったような気がします。


そして、野菜の残渣の価値がなくなり、そのほかのゴミを一緒に混ぜて焼くようになってしまったのでしょうね。



ご存知だとおもいますが、野菜は皮や根っこ葉っぱなどに栄養が豊富に含まれています。むしろ捨ててるところのほうが栄養があるんじゃあないでしょうか。

よく捨てるなんて「もったいない」と聞きますが、僕の場合確かに捨てるのはもったいないですが、それよりも土に還るものと土に還らないものを混ぜて燃やす事に怖さを感じています。


野菜や木や花などを燃やした灰には栄養がつまっているため、肥料として使うことができますが、ビニールやプラスチックなどと一緒に燃やしてしまうとさすがに使えませんので、焼却場で燃やしてできた灰はアスファルトやコンクリートなどの原材料になったり、埋め立てられて外に漏れないよう管理されてしまいます。


僕はこれを「栄養の固定化」と勝手によんでいます。


かなり話がでかくなってきますが、この「栄養の固定化」がされるような時代になったのは地球が誕生して以来始めてのことじゃあないでしょか?まあ、もっとも「土に還るものを土に還す」なんて意識もなく勝手に循環してたんでしょうけどね。


木造住宅が減り、鉄筋の建物が増え、砂利道が減り、アスファルトが増え続けているということは、それだけ栄養の固定化は進み続けてるとも思うのです。


いくら遺伝子操作かなんかで大量の野菜が作れるようになったとしても、大きな規模でみれば地球上の栄養は増えていきません。分散されるだけです。1つ1つの野菜の栄養素が減るだけです。

そうすると、1人あたりの栄養摂取量、細かくいうとミネラル摂取量が減り、いくら炭水化物、たんぱく質、脂質、ビタミンをとっても健康を維持できなくなる。できにくくなるのでは?。


そんなことを考えてたのが約1年前。


持病を持っていた息子の病気の改善策を考えて考えて、調べて調べたおしたらこんなところにたどり着き、一念発起し、かつ平の戸谷さん、豊田有機の大ちゃん、同級生の千尋さんに声をかけ、協力をお願いした次第です。



協力してくれる人たちのおかげで、1年かけて準備して、ようやく小さな1歩が踏み出せました。感謝が尽きません。


そして小学校の花壇に栄養がたっぷりつまった元気でキレイな花が咲きますように。



ここから発酵の話が始まると、書くのにさわりだけで3日くらいかかるので今日はこの辺で(笑)あ、興味あるかたはいつでも連絡くださいませ♪


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